とある製造業の課長との話しです。
彼は課長として課内をマネジメントしているのですが、長年現場を経験してきました。
納期に合わせて物を作る仕事です。
器用な彼にはその仕事がとてもあっていたそうです。
課長になってからは自分がメインでやる仕事がなくなり、個々の仕事や課内での仕事が納期に間に合うように管理し、時には手伝うといった感じだそうです。
なので彼は、
「人を管理するより物を作る方が楽しかった気がする」
と言っていました。
私も立場的に、職場内が上手く回るようマネジメントをすることが多くなりました。
私のやっていた仕事も後輩がやるようになり、その仕事が円滑に進んでいるか、期限に間に合うのかなどを管理し、時折手伝うといった感じになりました。
私自身がメインでやるといった仕事は減った分、職場内が上手く回るように考える仕事が多くなりました。
マネジメントする立場とはこういうものであると思いますが、現場でバリバリやられていた方には物足りなさを感じる人がいるかもしれません。
逆にマネジメントをする立場になり、自分がメインでやる仕事が少なく、職場管理と責任さえ取れば良いと言った思いの人もいるかもしれません。
一番良くないのは、マネジメントも大してしなく、仕事もしないと言った管理職です。
このような管理職では、仕事も職場も円滑に回りません。
部下や後輩などが苦労することになります。
今回の課長は、マネジメントも上手くやりながら、部下や後輩ともコミュニケーションが取れてるようでしたので、ちゃんとマネジメントしてると感じられました。
人には向き不向きの職場での立場がありますが、
あなたは現場向きですか?それとも、マネジメント向きですか?
仕事なのでどちらの立場であれ、責任を持ってこなす必要はありますが…