資格の勉強を始めると、まずはテキストから読み始めるのが一般的です。
講座によっては過去問や問題がついている場合もありますが、テキストを読んでから問題を解くという流れで学ぶことが多いと思います。
学生時代からこのような学び方で勉強をしてきたので、自ずとこのような流れになります。
学校で学ぶことと違い、資格試験の場合、仕事に関連することを学ぶことが多いため、
「過去問や問題から取り組む」
といったやり方もあります。
なぜかと言うと、仕事で関連する資格であれば、少しは知識があるため、解ける問題もあるからです。
また、解けなくても内容が何となくわかることもあります。
このような場合、過去問や問題集を活用して、先に試験の傾向を確認するといったことができます。
先に問題にとりかかることは、テキストを読むときに、
「理解できている」
「理解できていない」
を洗い出すことができ、しっかり読むべき箇所がわかるのです。
このやり方は先にも書いた通り、いくらか知識がある資格の勉強の場合役に立ちますが、知識がなくても過去問を見ることは、これから受ける資格試験の全体像を把握することに繋がります。
特に過去問があるのなら、3回分くらい目を通すことをおすすめします。
過去問がなくても、問題集があれば試験の傾向が掴めると思います。
このように、過去問や問題集に先に触れることで、その資格試験の勉強に取り組み易くなるのです。