仕事を円滑にやるには、適材適所の人員配置が大切です。
適材適所に人員を配置するには、その人員のことをしっかり把握しなくてはなりません。
「何が得意なのか」
「何が苦手なのか」
「どのようなスキルがあるのか」
「どのようなキャリアを望んでいるのか」
などです。
人員の少ない小規模の会社では色々なことができるスキルが求められるかもしれませんが、それなりの規模の会社では適材適所に人員配置ができないと、生産性が下がってしまう場合もあります。
しかし、それなにの規模のある会社でも人員のことをしっかり把握せずに、生産性が高められていない会社もあります。
原因としては、面談や人事調書が取りあえずやっているという形だけのものになってしまっているからです。
本来なら評価者はそれなりの研修を受け知識を身に付けて評価するべきなのですが、通り一辺倒のマニュアルだけでは正しく評価できませんし、配置もできないのです。
国では「セルフキャリアドック」を進めていますが、このような制度を取り入れることが適材適所の人員配置ができ生産性向上に繋がるのです。
特段、資格やスキルがなくてもその人のことをしっかり把握できれば仕事も円滑に回るはずです。
このようなことが意外におろそかになっていることがありますので、少しずつでも取りかかることをおすすめします。