出題形式と時間 2021.9.20

資格試験によって出題形式は様々でありますが、出題形式を知らないまま試験を受けるのはとても危険です。

今日の話は私が最近受けた試験の出題形式の話です。(一部わかりやすく加工してあります)。

私が受けた試験は、試験範囲としてA・B・Cの分野から各20づつ出題されます。

Aが比較的簡単で、Bは長文問題。Cは複雑な計算問題です。

時間は60問に対して75分。一問あたりの解答時間は、1分25秒。

出題傾向も、A・B・Cと出題されればよいのですが、最初にCが10問、次にBが10問、その次がAが10問で、それをもう一順します。

テキスト内容はわかりやすく取り掛かりやすい、A・B・Cの順番で解説されているのですが試験はその反対です。

問題の解き方は人それぞれであり、1問目から解く人もいれば、得意分野から解く人もいるでしょう。

私も性格的に1問目から順番に解きたい性格ですが、この試験の攻略ポイントはいかにCを解くための時間を残すかです。

なので、私は試験人生で初めて1問目から解かずにA・B・Cの順番で解くことにしました。

確かにこの方法だとCに時間を残すことができます。

なので、A・Bを30分ほどで解き終えてCに時間を残すことができました。

とは言え残り20問のCを解くにも1問あたり1分30秒しかありません。

ですがそこでの時間配分を間違えてしまい、直ぐに解けなれば諦めて次に進めば良かったのですが、1問あたり3分以上使ってしまい最後の方は問題も見ずに解答用紙に適当にマークするという事態に陥りました。

結果、見直しもままならず時間切れとなってしまいました。

途中から解くという方法は、マークずれが起きることがあるため見直しや修正時間が必要なのですが、その時間が取れないという致命的なことになってしまったのです。

今まで多くの試験を受けてきましたが、このようなことは初めてでした。

試験を受ける際には、解答のことや解答順番などその試験によって様々であり、そのコツを教えている講座やサイトもあるでしょう。

そのやり方の方が合格に近づくのであればぜひ実践してほしいのですが、そのためにはできるだけ多くの過去問題を解いたり、時間を計ったりするなど、本番に近い状態での学習を強くお薦めします。

テキストだけ読んでぶっつけ本番という人はいないと思いますが、それで試験を受けることは至難の業です。

資格試験を受けるなら、それなりの時間を取って腰を据えてしっかりやることがとても大切なのです。