他社の人が他社の人を評価することは良くあります。
取引先の人を、
「あいつは仕事を良くやってくれる」とか
「融通が利かないやつだ」
とか評価します。
私は最近の仕事で多くの人から依頼される仕事に追われていて、その時に来られた相手が必要とする情報を知っていなかったがために、
「なんでそんなことも知らないんだ。もっと仕事をしろ」
と言われたことがあります。
私からしたら何十人もの方の役に立つ仕事をこなしてきたわけですが、その人からしたら欲しい情報を聞けないため、私は仕事をしっかりやっていない人になるわけです。
一緒に働いている部下を評価するのも難しいはずなのに、他社の人の評価は意図も簡単されてしまうのです。
仕事のやり方、行動や言動など、その時だけのことで評価されてしまうこともあります。
その評価を自身の心の中に留めておけば良いのですが、人によってはそれをまた違う人に言ってしまいます。
そのことで、その人の評価は益々下がってしまうのです。
このようなことは一般的に良く起こり得ることなのですが、自分は気を付けていても相手の気持ちはわかりません。
なので、他人を評価してしまう自分自身が意識していくしかありません。
どんなに優れている人でも全てがパーフェクトではありません。
あなたと一緒に仕事をしたときに限ってミスをしてしまうかもしれません。
私のようにその時に必要な情報を持っていなかっただけかもしれません。
人は誰もがそういう時があるのだと思います。
自分の要望に応えられなければ、全てがダメだとレッテルを貼ってしまう人もいます。
でも、その時だけの仕事相手ならそれでいいかもしれませんが、長く付き合いがある人なら色々な面から相手を見る必要もあると思います。
他社の人を評価することは簡単ですが、相手のダメなところだけを見るのではなく、良い部分も意識して見ていくことが大切です。
この事は仕事以外にも人と接する部分で共通して言えることかもしれません。
私自身も気を付けたいと感じだ出来事でした。