みなさんは、

「職務経歴書」

を書いたことはありますか？

社会人で転職したことのある人は書いたことがあると思います。

学校を卒業後、一つの会社に勤め続けている人や、転職していても転職先から求められなかった方は書いたことがないかもしれません。

職務経歴書とはどういうものかと言いますと、

簡単には言うと、今まで自身がやってきた仕事の詳細を書く書類です。

履歴書は、学歴や職歴、資格や志望動機を書きますが、職歴の詳細を書くのが職務経歴書です。

「転職しないなら書く必要はないのでは？」

と思う方も多いと思います。

確かに普通に仕事をしているのなら書く必要はないかもしれません。

でも一度書いてみることをオススメします。

日々仕事に終われ、多くの業務をこなしていると思います。

「自分はどのような部署にいたか」

「どんな仕事をしてきたか」

「その時にどんな成果を上げたか」

などを書き出してみます。

そのことで、普段何気にこなしている仕事でも、他社から見たら凄いことであったということもあります。

あなたの強みがわかるかもしれません。

私自身、中小企業支援を仕事としていますが、会員になろうと検討している方から、

「加入のメリットはなんですか？」

とよく聞かれます。

日々色々な業務をこなしていると何がメリットかはっきり言えず、

「事業所の方が困ったときにはなんでも相談にのれます」

と応えてしまいます。

そんな中、私も職務経歴書を書いてみました。

そうすると普段の業務の洗い出しができ、どのような支援をしてきたかがわかりました。

それは私の今までの経歴であり強みでもありました。

これからは、メリットを聞かれた場合は職務経歴書に書いたことを要約して伝えようと思っています。

このように職務経歴書は、自身の今までの経験や強みなどがわかるのです。

職務経歴書は、一度作れば終わりではありません。

年に一度くらいは見直して更新していく必要があります。

一度、自分のやってきた仕事を見直す機会を持ってみてはどうでしょうか。