視点を変える 2022.1.29

仕事でも家庭でも、視点を変えて考えることが大切です。

視点を変えるをわりやすい例でいいますと、

「今の仕事に不満があり、一刻も早く辞めて新たなキャリアを築きたい」

と思ったとします。

今の視点は、

「転職」

になっています。

しかし、別の視点から今の仕事を見た場合、

「今の仕事と同じ待遇得られる仕事があるのか」

「不満の部分が解消できれば仕事を続けられるのか」

「不満以上に満足できる部分はないのか」

など違った視線で考えます。

そうすると、今の仕事でも納得ができる部分があることに気づき、

「そのままやり続ける」

という結論になるかもしれません。

単純な例えでありますが、視点を変えるとはこのようなことです。

視点を変えて物事を見ることで、1つしかない選択肢が複数に増えていきます。

どんな時でも1つのことにとらわれず、視点を変えて考えることを意識することが大切です。

視点を変える考えをする中で、それを難しくするものがあります。

それは、

「自己概念」

です。

「こうあるべき」

「こうでなければならない」

など、今までの自分が生きてきた中で培われた考え方です。

自己概念はとても大切であり、その人そのものと言ってもいいかもしれません。

しかし、自己概念通りに全て行くことはありません。

自己概念を大切にしながらも視点を変えて考えることで、新たなものの見方、選択肢などを見つけることで自己概念の成長にも繋がります。

歳を取るほど自己概念は強くなりますが、一度立ち止まって違う視点で考えることも大切です。