仕事でも家庭でも、視点を変えて考えることが大切です。
視点を変えるをわりやすい例でいいますと、
「今の仕事に不満があり、一刻も早く辞めて新たなキャリアを築きたい」
と思ったとします。
今の視点は、
「転職」
になっています。
しかし、別の視点から今の仕事を見た場合、
「今の仕事と同じ待遇得られる仕事があるのか」
「不満の部分が解消できれば仕事を続けられるのか」
「不満以上に満足できる部分はないのか」
など違った視線で考えます。
そうすると、今の仕事でも納得ができる部分があることに気づき、
「そのままやり続ける」
という結論になるかもしれません。
単純な例えでありますが、視点を変えるとはこのようなことです。
視点を変えて物事を見ることで、1つしかない選択肢が複数に増えていきます。
どんな時でも1つのことにとらわれず、視点を変えて考えることを意識することが大切です。
視点を変える考えをする中で、それを難しくするものがあります。
それは、
「自己概念」
です。
「こうあるべき」
「こうでなければならない」
など、今までの自分が生きてきた中で培われた考え方です。
自己概念はとても大切であり、その人そのものと言ってもいいかもしれません。
しかし、自己概念通りに全て行くことはありません。
自己概念を大切にしながらも視点を変えて考えることで、新たなものの見方、選択肢などを見つけることで自己概念の成長にも繋がります。
歳を取るほど自己概念は強くなりますが、一度立ち止まって違う視点で考えることも大切です。