職務特性モデルとは、
モチベーション(動機づけ)理論の1つで、仕事の性質や特性そのものがモチベーションに深くかかわるとする理論です。
モチベーションは、次の職務特性の影響により動機づけが高まると言われています。
・技能多様性…自分の仕事をするのに、様々なスキルを必要とする。
・完結性…自分の仕事が職務として完結している。
・重要性…自分の仕事が他人にとって重要で価値がある。
・自律性…自分の裁量が大きい。
・フィードバック…自分の仕事の成果についての情報を直接的に得られる。
自身が仕事をしていく中で、上記の内容がモチベーションアップに繋がっているものがあると思います。
職務特性モデルは、自身で作り出す部分もありますが、仕事を指示する上司の裁量も大きいと思います。
部下や後輩に仕事を指示する際に職務特性モデルを意識することが、チームとしてのパフォーマンス向上にもなります。
仕事のモチベーションを上げる理論や方法は他にもありますが、このような理論や方法を意識するだけで自身や部下、後輩のモチベーションアップにも繋がるのです。