キャリアを考えるなかで、
「マネジメント職」と「エキスパート職」があります。
マネジメント職は、管理監督者として組織の職責におけるミッションの達成や期間成果を創出したり、顧客創造・組織運営・人材育成などにおいてリーダーシップを発揮し、担当組織をマネジメントします。
エキスパート職は、専門領域において高い専門性を有し、新たな価値の提供に向けた取り組みを行ったり、継続的に情報収集や学び、人脈を築くことで専門性を高めたりします。
また、「プレイングマネージャー」という言葉があるように、業務を遂行するプレイヤーの立場と、管理職であるマネージャーを兼務する職もあります。
一昔前は、年功序列のもと年齢を重ねるとマネジメント職へ就くのが一般的でした。
しかし、人には向き不向きがあり、マネジメント職に向かない人でも年齢でその職に就くことがありました。
現在では、「マネジメント職」と「エキスパート職」という考え方のもと、本人の希望するキャリア形成ができるようになりつつあります。
私自身、長年、事業者支援業務に携わってきたなかで、エキスパート職として仕事をしていました。
その後、経営に携わったり、チームをまとめるマネジメント職として仕事をしました。
実際に両方を経験して、自分にはエキスパート職が向いているのではないかと感じ、また事業者支援に携わる仕事をしています。
自身の今後のキャリアを考えるなかで、「マネジメント職」か「エキスパート職」かを意識することで、学びも変わってきます。
皆さんはどちらの職に向いていると感じていますでしょうか。