先日、お花見に行ったときに買い物をした露店のおじさんに声をかけられました。
前の職場のイベントで長年露店を出してくれていたおじさんです。
いくつかくる露店の一つであり、挨拶はするもののお互いの名前も知らない関係でした。
ですので、声をかけられた時には驚きとともに、嬉しくも思いました。
「記憶に残る人」
とは、有名人や偉業をなした人でなくても、その人の記憶に残る人は多くいます。
「個性や才能がある人」
「独自の特徴がある人」
「目立つ人」
などです。
でも、私の場合はそういうわけではありませんでした。
仕事での会う人でしたので、コミュニケーションを大切にし、思いやりや共感を持ってしっかり仕事をこなしていたからではないかと思いました。
そのイベントに来るお客さんも露店の人も、みんなが楽しくなるイベントになるようにやってきたからだと思います。
そんな些細なことですが、おじさんの記憶の中に残る人になれていたのです。
特別なことをしなくても、日々の仕事を周りとコミュニケーションを図りながら真剣に取り組むだけでも、相手にとっては記憶に残る人になるかもしれないのです。
覚えてもらうには、その人達との関係を築き、協力し、支援し合うことが大切なのです。
これからも仕事の頑張りで覚えていてもらえるような、そんな仕事をしていきたいと思う出来事でした。