分けて学ぶ 2024.6.29

資格試験を学ぶとき、一発合格をしたいと思うのは誰しも思うことです。

しかし、難易度が高い試験ほど合格率が低いため、一発合格も難しくなります。

そのせいで受験を諦めてしまう人もいると思いますが、分けて学ぶことも合格に近づく一つの方法です。

分けて学ぶ試験の代表例として、税理士試験があります。

税理士試験は5科目合格しないと資格合格ができませんが、1年で全て受ける必要はありません。

科目合格は生涯有効なので、1年1科目合格でも良いのです。

私の知り合いの税理士の方は、会計や税務知識が無い状態から勉強し、9年間かかったと言っていました。

それでも今はベテラン税理士としてバリバリ仕事をされています。

私が今勉強している中小企業診断士試験も科目合格があります。

生涯有効ではありませんが、1年で全科目合格の必要がないため、今年はできるだけの科目を合格できたらと考えています。

そう思って学ぶ方がプレッシャーが少なくなります。

その反面、数年かけて受験することになるとモチベーションの維持が難しいです。

そのため、モチベーション維持が苦手な方は短期合格を目指します。

短期合格か時間をかけて合格するかは、自身の勉強法や勉強時間などで判断するしかありません。

難易度が高い試験ほど一発合格は難しくなりますが、一発合格が難しいからと最初から諦めるのではなく、時間をかけて科目合格を視野に入れて学ぶことも一つの方法なのです。