「捨て問」
資格試験を勉強している方は耳にしたとこがある言葉だと思います。
捨て問とは言葉の通り、
「捨てる問題です」
得点源にしない問題とも言えます。
捨てる問題とはどのような問題かといいますと、次の2パターンがあるのではないかと私は思います。
①難易度の高い問題
これはどの試験でもよく出題されるのですが、
・試験範囲ではあるが、今まで一度も出題されたことが無い問題
・問題の内容が難しく、殆どの受験者が解けない
といった内容です。
パターン①は主催者側が意図して出す問題で、落とし穴的な部分でもあります。
この問題にハマりますと、いたずらに時間を取れられますし、得点率が低いです。
無駄に時間をかけず割り切って解くことが大切です。
見分け方としては、過去問で出たことが無い問題と思えば分かりやすいと思います。
②自分が苦手な問題
これは人によって様々です。苦手問題が多すぎて捨ててばかりでは合格に結び付きませんが、人には得意・不得意があります。
私の場合、計算問題が苦手です。
「試験問題の中で必ず計算問題は出てくるけど、ここで得点ができなくても他でカバーが出きるなら捨てよう」
と捨ててしまいます。
無駄に計算に時間を取られて、問題を全て解けない方が致命的だからです。
計算問題でなくても、暗記問題でどうしても苦手な問題もあると思います。
自身の苦手問題と、出題頻度や得点、試験問題全体に占める割合などを考慮した上で捨て問を考えます。
必ず試験には捨て問が出題されます。
難易度が高い問題は当日でなければ分かりませんが、こちらは見極める力が必要です。
自身の捨て問は試験前から対策ができますので、しっかりと確認をしましょう。
捨て問を理解するだけでも得点に結びつきます。
新たな問題を覚えるよりも手軽な得点源でもありますので、しっかり対策をすることをおススメします。