「継続は力なり」という言葉があるように、勉強も続けることが大切です。
勉強をスタートさせたときは、
「学んだことを仕事に活かしたい」「この資格を取りたい」
という強い気持ちで勉強をスタートしますが、時間が経つにつれその気持ちも薄れます。
そのうち、
「今日はやめておこう」「明日やればいいか」
といった気持ちが起こり、そのまま勉強をしなくなってしまったという経験はないでしょうか。
趣味の延長で勉強するなら楽しいかもしれません。
しかし、仕事に関することや資格試験といった勉強は、ずっと楽しく学ぶことは難しいのです。
また、一日何時間やると決めてしまうと、「やならなければいけな」といった気持ちがプレッシャーになり思うようにできなくなります。
著者も難関の国家試験を勉強したときに、一日3時間はやると決めて勉強をしましたが、睡魔に負けていつの間にか寝てしまい、午前2時頃に目が覚め、寝た時間を取り返そうと起きて勉強したのですが、睡魔との闘いであり、睡眠時間もしっかりとれずで、心も体も疲れてしまいました。
その経験から一日何時間やると決めるより、
「空いた時間に少しずつやる」=「スキマ時間」
といった方が長く勉強できると感じました。短い時間を積み重ねれば、トータルで何時間か勉強したことになります。
またメリハリをつけ、
「今日は休もう」と決めることも大切です。それが何日も続いてはダメですが、休んで気分転換をすることでまた頑張ろうという気持ちになります。
少しずつでもやり続けることが、結果として良い学びになるのだと思います。