新年は学びをスタートさせるには良いタイミングです。
「今年こそ何かを学びたい」「スキルを身につけたい」と考える人は多いと思います。
しかし実際には、そう口にしながらも結局何も始めないまま時間が過ぎてしまう人も少なくありません。
なぜ一歩を踏み出せないのでしょうか。
その理由として、「忙しい」「時間がない」といった言葉がよく挙げられますが、本質的にはそれだけではないように感じます。
学びは大切だと分かっていても行動しない場合、実は「本気でやりたいと思っていない」可能性もあります。
厳しい言い方かもしれませんが、やる気は気持ちだけでは生まれず、行動によって初めて形になるものだからです。
また、学びを「将来のために必要なもの」「やらなければならないもの」と捉えてしまうと、気持ちは自然と重くなります。
目的が曖昧なまま「学ばなければ」と思うほど、先延ばしになり、結果として何も始められなくなってしまいます。
では、そうした人がやる気になるためにはどうすればよいのでしょうか。
まず大切なのは、「やる気が出たら始める」という考えを手放すことです。
やる気は行動の前にあるものではなく、行動の後からついてくるものです。
5分だけ動画を見る、1ページだけ資料を読むなど、極端に小さな行動で構いません。
次に、「役に立つかどうか」を考えすぎないことも重要です。
学びは必ずしもすぐ成果が出るものではありません。
「面白そう」「少し気になる」という感覚だけで選んでみると、意外と続くことがあります。
さらに、「途中でやめてもいい」と自分に許可を出すことも効果的です。
完璧を目指さず、合わなければやめてもいいと思えると、心理的なハードルは大きく下がります。
結果として、学びに触れる機会自体が増えていきます。
新年は大きな決意をする時期ではなく、小さな行動を始めるきっかけにすぎません。
「学びたい」と思った時点で、すでに第一歩は踏み出しています。
あとはほんの少し体を動かすだけです。
その積み重ねが、やる気を育て、学びを習慣へと変えていくのだと思います。

