居心地の良さを越えた先にある成長 2026.1.31

自分と同じ考え方や価値観、似た経験を持つ人たちと過ごす時間は安心感があり、居心地の良さを感じます。

しかし、その環境にとどまり続けることは、自分の視野や可能性を狭めてしまうことにもつながるのではないかと、最近強く感じるようになりました。

今の仕事を通じて、私はさまざまな立場や専門性を持つ人たちと出会う機会を得ています。

経営者、行政関係者、専門家など、それぞれが異なる視点で課題に向き合う姿に触れるたび、自分がこれまで当たり前だと思っていた考え方が、決して唯一の正解ではないことに気づかされました。

実際に私が担当した若手向けセミナーでは、異業種の参加者が集まりました。

事前の雰囲気では「会社に言われて参加した」という受動的な理由の方が圧倒的に多く見受けられました。

しかし、セミナー終了後のアンケートでは、

「他社の人と出会い、さまざまな考え方や経験を聞くことができてとても良い機会だった」

「視野が広がった」

という前向きな声が多く寄せられました。

この結果からも、人は実際に異なる価値観に触れることで、学びや気づきを得られることを改めて実感しました。

こうした出会いの積み重ねは、私自身の仕事への姿勢にも変化をもたらしました。

単に業務をこなすのではなく、

「なぜこの仕事を行うのか」

「地域や組織にどのような価値を生み出せるのか」

を意識するようになりました。

そして、その延長線上に、大学院進学という選択がありました。

実務経験だけでなく、理論や体系的な知識を学び直すことで、より広い視野で仕事に向き合いたいと考えるようになったからです。

学び直しは決して楽ではありませんが、自分の可能性を広げるための重要な一歩だと感じています。

人はどうしても、居心地の良い場所にとどまりがちです。

しかし、あえて違う考えを持つ人や、自分より知識や経験が豊富な人と関わることで、自分を客観的に見つめ直す機会が生まれます。

これからも、新しい出会いと学びを大切にしながら、自分自身の成長につなげていきたいと思います。