資格を取得しようと思ったとき、皆さんはどのように資格を選んでいるでしょうか。
「仕事に役立ちそう」「興味のある分野だから」「難易度がちょうどよさそう」など、さまざまな基準があると思います。
しかし、気になる資格がいくつもあると、「結局、どれから勉強すればよいのだろう」と迷ってしまうこともあります。
そんなときに、マーケティングで使われる「ポジショニングマップ」を活用してみるのも一つの方法です。
ポジショニングマップとは、商品やサービスが市場の中でどのような位置にあるのかを、2つの軸を使って可視化する手法です。
例えば、「価格が高い・安い」「品質が高い・低い」といった軸を設定し、競合する商品やサービスを配置することで、それぞれの特徴や違いを一目で把握できます。
この考え方は、資格選びにも応用できます。
例えば、縦軸を「難易度」、横軸を「取得にかかる費用」として、気になっている資格を配置してみます。
すると、「難易度は高いけれど費用は比較的安い資格」「取得しやすいけれど費用がかかる資格」など、それぞれの特徴が見えてきます。
さらに、軸を変えてみると、違った見方ができます。
縦軸を「仕事への役立ち度」、横軸を「興味・関心」にすれば、「仕事にも役立ち、自分も学びたい資格」が見つけやすくなります。
また、「学びやすさ」と「取得までに必要な時間」、「実務への活用度」と「趣味としての楽しさ」など、自分が資格を選ぶうえで大切にしたい基準を自由に設定してもよいでしょう。
一つのポジショニングマップだけで判断するのではなく、軸を変えて何枚か作ってみると、資格をさまざまな角度から考えることができます。
資格情報のサイトや本を読んで比較することも大切ですが、文字や数字だけでは違いが分かりにくいこともあります。
ポジショニングマップにしてみることで、それぞれの資格の特徴や自分との相性を視覚的に捉えやすくなります。
マーケティングの手法は、本来、商品やサービス、市場などを分析するためのものですが、少し視点を変えると、自分自身の学びを考えるための道具にもなります。
「次は何を学ぼうかな」と考えている方は、気になる資格をいくつか書き出して、ポジショニングマップを作ってみてはいかがでしょうか。
資格選びそのものを、ちょっとした「分析」として楽しんでみる。
そんな息抜きのような使い方も、意外と新しい発見につながるかもしれません。

