「答える学び」から「問う学び」へ 2026.9.19

社会人の「働く・学ぶ・研究する」をテーマとした研究大会に参加しました。

さまざまな研究発表を聞く中で、特に印象に残ったのが「問い」という言葉です。

社会人には、仕事や家庭、地域での活動など、実際に経験しているからこそ生まれる「問い」があります。

「なぜ、この仕事はうまくいかないのか」「なぜ学び直しが続かないのか」「働き続けるためには何が必要なのか」など、日常の中には研究につながる問いがたくさんあります。

一方で、社会人になると、自分で問いを立てる機会は意外と少ないのかもしれません。

研究大会の中で、「他人がつくった問いに答える営み」という話がありました。

この言葉を聞いて、私自身のこれまでの学びを振り返りました。

私はこれまで、資格取得を中心にさまざまな学びを続けてきました。

資格試験では、出題された問題に対して正しい答えを導き出すことが求められます。

もちろん、知識を身につけるためには大切な学びです。

しかし、「問題を解けること」と「実務で活かせること」は必ずしも同じではありません。

学んだ知識を仕事でどのように活かすのか。

目の前で起きている課題に対して、どのような問いを立てるのか。

そして、自分なりに考え、調べ、答えを探していくことができるのか。

社会人の学びには、こうした力も必要なのではないかと感じました。

資格試験のように「用意された問いに答える学び」から、自分の仕事や経験の中から「問いを見つける学び」へ。

社会人だからこそ持てる問いを大切にすることが、学びをより深く、仕事や人生につながるものにしてくれるのではないでしょうか。