執筆という作業 2019.2.17

ラーニングスキルマイスター協会を立ちあげる前、何かやりたいとの思いから色々なことを考えていました。

地域観光をマネジメントする組織DMO立ち上げやスマホのアプリ製作など、何か新たにできることはないかと考えていました。

その当時、私のメンターとして昔から相談にのっていただいている方に色々と話をしていました。

その方に「執筆してみてはどうかな?」と言われたことがありました。

今まで執筆などしたことはありません。その時は「私が何を書いたらいいんですかね?執筆は難しいですよ」と言い終わりましたが、協会を立ち上げ講座を開講することになったとき、テキストの作成が必要となりそれが初めての執筆となりました。

テキストという形で多くの人に見てもらうのですから、どのような内容にするか。何をお伝えすることがいいのか。色々と考えました。

まずは資格や検定についてまとめましたが、それだけでは市販の資格紹介本と変わりません。その中に私がやってきた勉強法や記憶法などを書き加えていきました。

また、学ぶにしても自分に何が向いているのか、何が合っているのかを知ることも必要だと感じ、自己理解の項目もプラスしました。

私の経験や知識だけではまだまだ足りない部分もあり、多くの本を読み必要な部分をわかりやすくテキストへ落とし込みました。

本によっては、400ページもある内容でも本当に知りたいことは100ページに満たないこともあります。勉強法を学びたくても、著者が学生時代勉強が苦手だったエピソード。それでも一流大学へ入学した話。本を執筆するまでの経緯など、私から言わせればページを増やすための余計な情報が多い場合がありました。

それを必要な部分だけ蛍光ペンなどで印を付け、分かりやすい言葉で書き直す。そんな作業もしてきました。

数十冊読まなくてはいけない内容を100ページほどに収めるのですから、なかなか大変な作業でありました。

そしてテキストが完成し、私の初の執筆が終わりました。

しかし、情報は日々変わっていくため、たえず情報を取り込み学びながらテキストの更新もしています。

無名な私が書いたテキストでは説得力がないかもしれません。同じ内容でも、一流大学の教授が書いたものであればそれだけで価値がでます。

でも、学びたい人たちの役に立てるよう日々勉強し、内容をさらに良いものにするため努力しています。

まだまだ知名度がない資格ではありますが、多くの皆さんが受講してもらえる講座になるよう頑張りたいと思います。