目で見て覚える 2019.3.11

記憶法はたくさんありますが、その中に「目で見て覚える」という方法があります。

これは「書いて覚える」とは、ある意味逆のことです。

このコラムを読んでいる人の中には、「覚えるのは書くのが一番」と思っている人も多いと思います。

書く方法は一つの記憶法でありますが、ラーニングスキルマイスター養成講座の記憶法は「目で見て覚える」を取り入れています。

同講座で学ぶ「3回転勉強法」にも繋がる部分でもあります。

なぜ「目で見て覚える」を進めているかというと、例えば「確定申告は3月15日まで」という言葉を覚えるとします。

文字として書くと私の場合約13秒かかります。一字一句間違わずに書く試験であれば書いて覚える必要がありますが、言葉だけ記憶するのであれば見るだけなら1秒です。

書くのに13秒かかりますから、見るだけなら13回見ることができる計算になります。

「そんなことで覚えられるの?」「書いた方が覚えるよ」という人もいるかもしれませんが、これを何回も繰り返してみてください。

先ほどの例の場合、「確定申告は3月15日まで」を13回見れるとします。それを3回転勉強法に落とし込むと、13回×3回転になるので、39回見ていることになります。時間は39秒です。

書くを39回に落とし込むと、13秒×39回=507秒かかります。見ると書くとでは、468秒違ってくるのです。

468秒をさらに見ることについやせばさらに記憶に定着するのです。

「目で見て覚える」方法の良い点として、テキストさえあればできるので、電車の中やスキマ時間などちょっとしたときに勉強ができるというメリットもあるのです。

ぜひ、一つの記憶法として活用してみてください。