先日、仕事の研修でとあるホテルへ行きました。
入口の案内板には、色々な会議やセミナーなどの案内があります。
その中に「手洗いマイスター認定講習会」という初めて聞く資格講習会の案内がありました。結構な人数の方が会場におり、どのような資格か気になりました。
早速、「手洗いマイスター」とは何かと調べてみました。私の予想としては、食品衛生協会が関係する資格かなと思ったのですが、予想通り「公益財団法人日本食品衛生協会」が認定する資格でした。
どのような資格か調べたところ目的として、
「食品衛生の基本は手洗い。手洗いに始まり手洗いに終わる」というフレーズは食品を取り扱う人にとって良く認識されている一方、近年の食中毒の動向は、人の手を介した二次汚染による食中毒が増加している。
こうした時勢の中で、食中毒を未然に防ぐために食品等事業者による自主衛生管理の徹底が急務であり、特に食品を汚染させないための効果的な手洗いを維持継続し習慣化することが重要である。
食品取扱者に手洗いの意義や根拠に基づく手洗い手順、環境整備の必要性について、食品衛生指導員活動を通じて普及啓発することで食中毒の未然防止を図ることを目的とし、所定のカリキュラムを修了した食品衛生指導員に対し、「手洗いマイスター」の称号を付与し、地域における手洗い指導の中核をなす人材を育成するものとする。
と書いてありました。
食品を扱う事業者としては、基本中の基本なことですよね。
コラムで何度かお話ししていますが、日本には1,000を超える資格があります。資格は日々増えています。
そのような中から自分に合う資格を探すのは一苦労です。
ラーニングスキルマイスターはクライアントのニーズに応えられるよう、資格や検定についての知識も必要です。