先日、仕事で台風19号で被災した地域の支援に行ってきました。
支援要望は、「事業所の年末調整の相談に対応してほしい」とのことでした。
仕事でやっていることではありますが、パソコンで作成することが多いため手書きでの作成にも対応できるよう、事前に手引きなどを読み直して相談に臨みました。
この時期は、年末調整や決算、確定申告などの相談が多い時期ですが、被災者を対象とした国の補助金の申請真っ只中であり、現状のスタッフだけでは年末調整まで手が回らないという状況でありました。
そのようなか、年末調整の相談に対応したわけですが、年末調整以外にも決算や確定申告などの相談もありました。
支援要望とは違う相談内容であるため、
「分かりません」
と言うことはできるかもしれません。
しかし、相談者からすればせっかく相談に来ているのに、また別の日に相談に来なくてはなりません。
相談者によっては、時間が足りないくらいの状況かもしれません。
「対応力」が求められる状況でした。
「対応力」は、普段からの学びと経験がものを言います。
他のスタッフも忙しい中、なかなか頼ることもできないため、今まで学んだことや支援の経験を活かしてなんとか対応することができました。
どのような仕事でもそうですが、お客様に求められたことに迅速に対応できることは、信頼を得ることができ、さらに新たな仕事に結び付くこともあります。
今回の支援を通して、対応力を身に付けることはとても大切なことであり、それには普段から学び、多くのことを経験することが必要であると実感しました。
被災地では復興に向けて進んでいるところですが、また少しでもお手伝いができたらと思いました。