学びの時間のつくり方 その② 2020.5.30

前回のコラムに続き、「学ぶ時間」のつくり方について書こうと思います。

学ぶ時間をつくるには、

「計画」と「スキマ時間の活用」

がポイントとなります。

私は、子育てをし、仕事をやりながら協会を運営し、学びをしているので、その中からの学ぶ時間のつくり方を説明します。

私の仕事時間は、平日は7時30分頃に家を出て、18時30分~19時30分頃に家に帰ると言った感じです。土日は休みです(休日出勤あり)。

家に帰れば、子供と一緒にお風呂に入り、ご飯を食べて、寝かしつけるので、すべてが終わる頃には22時を過ぎます。

それから、協会のことや学びをするのですが、子供を寝かし付けながら寝てしまうなんてよくあることです。

それだと結局何もできなくなってしまうのですが、それでもどう時間を作るかを考えます。

まず、次の週に学ぶこと、協会のことでやるべきことを土日でざっくり考えます。

そして、何曜日までには「何を」済ませるかという予定を立てます。

仕事の時間を減らすことはそれほどできませんが、残業がなければ多少早く帰れるので、その日はまとめてやることを考えます。

また、私の場合幸いなことに電車で通勤しているため、往復約30分の時間を活用して、テキストを読む、コラムの記事を書くなどをしています。

普段も、家で1時間は時間を作るように心掛けます。

子供を寝かし付けてから1時間やるか、朝早く起きて1時間やるかを睡魔と相談しながらやります。

夜でも朝でもなかなか辛いのですが、ここは頑張りどころです。

そのような感じで、1日に1時30分は学ぶ時間を確保するようにしています。

このくらいの時間なら、忙しい社会人でも比較的取りやすいのではないでしょうか。

また、土日が休みであれば、土曜日は家ことをやったり、家族サービスをして、日曜日の半日くらいを学びや協会のことに時間を使わせてもらうように、家族とも相談しながらやっています。

私が以前出会った社会保険労務士の方で、6ヵ月短期集中で合格者した方がいました。

社会保険労務士の合格率は一桁台の難関資格ですが、短期一発合格を目指したそうです。

その方は比較的残業がない会社であったそうで、18時くらいには家に帰れたそうです。

なので21時に就寝し、2時に起床して、5時まで勉強するという平日を送っていたそうです。

土日は、ほぼ1日勉強していたとか。

難関国家資格を短期一発合格するにはこのくらいはしないと無理だと私も思います。

普段の学びでここまでやる必要はありませんが、

「学びに対するやる気」と「その学びに必要な時間」をしっかりと考えることは学ぶためには必要です。

仕事もそうですが、計画的に進めることが大事であり、それは学びも全く同じことが言えるのです。

社会人の学びはなかなか大変な部分もありますが、まずは、

「学んでみよう!!」

と思うことが大切なのです。