10日間のスクーリングが終わりました(おまけつき) 2020.6.29

とある社長さんから

「キャリコンサルタントを受講してみたら」

との言葉をきっかけに受講を始めた、キャリコンサルタント養成講座も無事に終わりました。

今年の初めには全く受講するつもりはありませんでしたが、社長さんの言葉から色々と調べる中で、専門実践教育訓練給付金が受けられること、今回は家から近い松本市で開講されるなどがわかりました。

しかし、受講申込締切までほとんど日がなく、しかも専門実践教育訓練給付金の手続きは、受講開始の1ヵ月前までにハローワークへ行く必要がありましたが、既に1ヵ月を切っていました。

今回受講できないと、次回は松本会場でなかったり試験の時期が仕事の繁忙期と重なるなど、最初で最後のチャンスだと思いダメもとでハローワークへ問合せてみました。

そしたら、何とかハローワークでも手続きを間に合わせてくれるとのことで、急いでハローワークへ行き手続きをし、受講締切りの前日に講座へ申し込むことができました。

受講スタートした初日は、季節外れの大雪の日であり、新型コロナウイルの感染も広がりつつある時期であったため、受講者は3名しかいませんでした。

そして、2回目からはZoomでの受講となり、スマホ越しに全国の受講生と学ぶこととなりました。

緊急事態宣言が解除されて、7日目からスクーリングが再開となりましたが、私の受講クラスは引き続きZoomでの受講者が多かったようで、他のクラスへ異動することとなりました。

異動したクラスは、全国でも数少ないZoomでの受講が2日間だけで済んだクラスで、皆さんとても和気あいあいとしていました。

皆さんに溶け込めるか心配でしたが、同じ志を持つ仲間として気持ちよく受け入れていただけました。

実質皆さんとしっかり勉強できたのは4日間でしたが、全県から集まった色々な年代の色々な職業の方にお会いできました。

同じ会社であればかなり上の立場であろう方とも、同じ志を持つ仲間としてお互いに意見を言ったり、アドバイスをしたりすることができとても充実した時間を送れました。

10日間のスクーリングが終わり、11月の試験に向けて自己学習が始まりますが、面接試験に向けての勉強会も計画していただき、また皆さんに会えるのを楽しみに頑張っていきたいと思いました。

学びは、知識の習得や資格の取得はもちろんですが、学び方によっては多くの方と出会い、人それぞれの価値観やものの考え方にふれ、また新たな人脈を築くこともできます。

スクーリングがある講座は決して受講料は安くはありませんが、自分の未来への投資だと思い受講することをお薦めします。

決して無駄であることはありません。

コラムは以上となりますが、日本マンパワーキャリコンサルタント養成講座を受講した場合の修了試験について記載しておきます。

2020年6月の修了試験の内容です。

修了試験の内容については、特段日本マンパワーよりお知らせはありません。

また、講師によっては「それほど難しくない」「普通に受講していれば合格する」と言っていただけますが、受講してみて簡単ではないと感じました。

10日間受講するだけで、何も復習をしていないと答えらないと思います。

これから日本マンパワーで受講する方の参考になれば幸いです。

 

・試験時間1時間(大体16時から17時の間にスタート60分)
・四択一式問題30問(単語を選ぶ感じなので本試験よりは難易度低め) 
・論述式2問
1問目 相談内容を読み途中から展開が変わる事例1、事例2のコンサルティングの違いを4つの言葉を含めなが論述する。

(私が受験した時の語句 ①経験 ②ものの見方 ③焦点 ④感情)

2問目 事例1、事例2の下線部のキャリアコンサルトの対応が相応しいか、相応しくないか。選んでその理由を書く。

・問題用紙・解答用紙とも回収されます。

四択一式で出た内容の一部(設問だけでは選択肢が分かりずらい問題は記憶の範囲で記載してあります)
・厚生労働省が定めるキャリアの定義でないのもを選べ

・キャリアコンサルトに関係ないものを選べ
→①国土交通省 ②厚生労働省 ③文部科学省 ④経済産業省

・キャリアアンカーを提唱した人を選べ

・フォーマルアセスメントを選べ

・インフォーマルアセスメントで無いものを選べ

・グループ発達過程4段階で違うものを選べ

・キャリアコンサルトがリファーしなくてはならない相談を選べ

・厚生労働省が事業所に義務付けているものを選べ 

①メンタルチェック ②ストレスチェック ③キャリアチェック ④チェックシート

・キャリアコンサルティングの前にクライエントに伝えることで間違っているものを選べ

①応募用紙の書き方 ②メモの取り扱い ③守秘義務 ④コンサルティングの範囲

・転職歴が多く、専門性の高い分野の職歴を持つ人が書く職務経歴書を選べ

・ジョハリの窓で、自分も他人も知ってることを選べ

・社会認知キャリア理論に関係ない語句を選べ

・スーパーのライフステージで違うものを選べ

・アイビイの示すマイクロ技法の反映を選べ

・ハンセンの4つの役割の中で違うものを選べ

・シュロスバーグの転機の定義を選べ

・派遣事業者がやるべきことで間違ったものを選べ

・意思決定の理論と関係ないものを選べ

 

以上、記憶の範囲で書いてみました。(一部受講仲間からの情報提供もあります)。

また、次のサイトでも日本マンパワーの修了試験について記載があります。https://note.com/jikankusuri/n/n3c66fc0bcf68

他の方のサイトと問題を比較してみますと、毎回同じ問題ではないと思われます。

私の受験した感覚としては、「本番の試験よりは簡単ではあるが、何も勉強しないで受験するとそこそこ難しい」と言った感じです。

今後の受講生の参考になれば幸いです。