学びの環境 2020.9.26

「学びの環境」というと、どのような環境を想像しますか?

自宅の自室、図書館、大学、専門学校など、色々な学びの環境があると思いますが、今回のコラムでは、「自主学習」ができる学びの環境について書きたいと思います。

私が自主学習するときは、自宅で行うことが多いです。

理由は自宅の方が自由が利くこと。何か飲みたいときもすぐ飲めますし、トイレもすぐに行けます。周りの人に気を遣うこともありません。

ただ、テレビなどの誘惑も多かったり、子供がいたりするので、集中してやることは難しくもあります。
そのため最近では、もっぱら早朝の学びをしています。

自宅以外の学びの環境というと、
「図書館」
と思う人が多いのではないでしょうか。

誘惑も少なく、静かなので集中して勉強ができます。
キャリアコンサルタント養成講座仲間との勉強会は、図書館が併設されている公共施設をよく使います。
この施設はとても学びの環境が整っており、図書館はもちろんのこと、勉強をするスペースがとても充実しています。
一人ひとテーブルが割り当てられ、そこで1日勉強していても良いのです。
また、飲食が可能なため、お弁当を持ってきて勉強している方も多くいました。
個人学習をするにはとても良い環境であるため、朝早くから席を取るための長蛇の列ができているほどです。
学生に限らず、社会人で資格の勉強をしている人、Wi-Fi環境も整っておりパソコンを使っている方も見受けられます。
私たちは、研修室をお借りして勉強会を開催しているのですが、住民でなくても借りられるところもとても良いです。
自治体によっては住民優先であり、なかなか会場が抑えられないことが多々あります。
また、田舎では民間の貸し会議室が非常に少なく、見つかっても利用料金が高いため、このような自治体の運営方法は他の市民にとってもありがたいです。
この自治体では他にも同じような施設があり、学びに力を入れてるのだと感じました。
学びは個人で取り組むものではありますが、「学びの環境」を整えることは、自治体にも取り組んでもらえる部分があると思います。
どの自治体にも図書館はありますが、今後はこのような、
「学びやすい施設」
が増えてくるのではないでしょうか。
「学びの環境」が整うことは、「学ぶ人」も増えていくのではないかと私は感じています。