令和2年12月19日土曜日、松本市松南地区公民館におい、
「人生100年時代 これからの社会人の学び」
のテーマでセミナーを開催しました。
今年度はコロナの影響もあり、セミナー開催ができていませんでしたが、今年度初のセミナーとなりました。
参加人数も絞り、会場も広めな部屋を予約し、感染対策を図りながらのセミナーでしたが、5名の参加のもと開催することができました。
今年の2月2日に、
「人生100年時代 本当の自分を探しませんか」
のテーマでセミナーを開催しましたが、そのときの内容に新たな内容をプラスしてのセミナーとなりました。
新たな内容として、
「ジョブカード」
について説明をしました。
ジョブカードとは、
「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」の機能を担うツールであり、個人のキャリアアップや、多様な人材の円滑な就職等を促進するため、労働市場インフラとして、キャリアコンサルティング等の個人への相談支援のもと、求職活動、職業能力開発などの各場面において活用するもの。
と厚生労働省のホームページには書かれていますが、知っている人はまだまだ少ないのが現状です。
私自身、実際に専門実践教育訓練給付金を受けるために作成したことがあり、2月29日のコラムにも体験を書かせてもらいましたが、それまでは私も詳しくは知りませんでした。
ジョブカードは、自身のキャリアプランニングをするにはとても良いツールではありますが、書くにはそれなりの時間がかかるためセミナーでは、
「スキルの棚卸」
「やりたいことチェック」
「取り組みシート」
をワークで作成してもらい、これからの自身の学びについて考えてもらいました。
このワークだけでも、半年後の目標設定ができる内容となっています。
セミナーをきっかけに、実際にジョブカードを作成してもらい、これからのキャリアプランニングに役立ててもらえればと思います。
働きながら学ぶことは楽なことではありません。
しかし、学ばないとこれからの時代に取り残されるだけでなく、自分の成長もありません。
セミナーでも話しましたが、社会人の自己啓発に充てる年間の時間やお金が正社員では、
「10時間以上20時間が未満が18.6%」
「自己負担費用0円が36.2%」
との調査結果が出ています。
まだまだ社会人の学びは進んでいないと考えられます。
皆さんはこの数値をどのよう捉えるでしょうか?