自分でやる 2021.5.1

「自分でやる」ことは、何かを覚えるために小さい頃からやっていることです。

自分でやってみることで、その内容や手順などを理解し、次から自分でやれるようになります。

多くの仕事もこのような手順で進めていきますが、場合によっては専門家の支援を得ながら進めることもあります。

費用はかかりますが、自分でやるより間違いがなく早くできます。

私は仕事がら、

「手順・やり方」

を聞かれることが多いのですが、聞いた方が早いので内容も理解せずに聞かれる方も多くいます。

そのなか、先日支援した事業者の方には感心しました。

難しい法律的な手続きでしたが、官公庁がホームページで提供している雛形をもとに自分で書類を作成されていました。

「よく作成しましたね」

と聞くと、

「コロナ禍で売上も下がって厳しいから、出来ることは自分でやります」

とのことでした。

たぶんこの方は、お金があっても最初は自分で理解しやってみようと思う方なのだと感じました。

私自身も協会活動に関しては、出来るだけ自分でやるようにしています。

節約したい思いもありますが、自分で学んでやることで新たな知識が得られ、それを事業者支援に役立てられるからです。

「餅は餅屋」

という言葉があるように、その道のプロに任せる方が早くて楽かもしれませんが、時間があるのなら一度自分でやってみて理解することも大切です。

プロに任せるにしても内容や手順を知ってるか知らないかでは、今後大きな差が出てくるのだと思います。

「自分でやる」

というプロセスはとても大事なことなのです。