ギグワーク 2021.5.16

最近、注目を集めている働き方として、
「ギグワーク」
というものがあります。
まだあまり馴染みのない働き方かもしれませんが、わかりやすい例えの仕事として、
「ウーバー・イーツ」
があります。
簡単に言えば、
「単発の仕事をやる」
ということです。
コロナ禍の中、緊急事態宣言などが発出され、飲食業や宿泊業では予約などが大きく左右されています。
そのため、正社員やアルバイトなどの採用が難しくなっており、ギグワークの活用が増えているとのことです。
ギグワークの良いところは「1日単位」での雇用のため、忙しいときに頼めるということです。
雇われる側も「ちょっとした時間で収入が稼げる」といったメリットもあり、コロナ禍ではギグワーク登録サイトが人気になっています。
コロナ禍では、雇用する側にも雇われる側にもメリットがある働き方であると思います。
しかし、長い目で見ていくと雇用側としては、
「仕事を任せられる人財が育たない」
「長期的な雇用計画が立てられない」
などのデメリットもあります。
また、雇われる側も、
「収入が安定しない」
「キャリアプランが立てられない」
などのデメリットがあります。
そのため、長期的な視点で見ればずっとこの雇用形態で良いのかは、雇う側も雇われる側も考えなくてはなりません。
コロナ禍において、テレワークを始めとする新しい働き方が出てきていますが、
「普通に働ける」
ということが一番大切なことではないでしょうか。
まだまだコロナは落ち着きませんが、早くコロナが終息し、今まで通りの生活に戻るのを願うばかりです。