積読 2021.6.5

「積読」とは、買った本を読むことなく、積んで置くことの合成語であり、言葉が生まれたのは明治時代とも言われています。

積読は、読書家に多いのではないかと思います。

なぜなら、本を読まない人は本を買うことがないからです。当たり前のことですが。

読書家にとっては、大型書店はとても魅力的です。

一つのジャンルを取っても、何冊も本が出ており、全て読みたい気持ちにもなります。

そのため欲しい本を買いに行ったら、ついつい他の本も買ってしまうことがあります。

読書にかけられる時間が無限にあるのなら積読にはなりませんが、内容にもよりますが一冊を読むのに数時間はかかるため、1日一冊読むのも大変です。

なので、何冊か買ってしまうと積読になってしまいます。

そして、読み終える前にまた気になる本を買ってしまうのです。

積読を防ぐには、一度にたくさんの本を買わないことです。

大型書店で本を買う醍醐味が薄れてしまいますが、ネットで頼めば翌日に届くこともありますので、積読防止になります。

また、積読になっている本は、背表紙を自分に見える向きで置くことがいいそうです。

そうすることで、

「読まなければ」

という気持ちになるのだそうです。

また、私がやる方法としては、背表紙が見えても本棚に入れるとコレクションのようになってしまいますので、敢えて書斎などの机の上に置くことです。

本来はパソコン作業などで使う机とかであれば、本が邪魔になりますので早めに読もうという気持ちになります。

「積読」することは悪いことではありませんが、どうせなら買った本は全てしっかりと読みたいものですね。