コロナ禍でリモート会議が進んでいます。
つい最近までは会議も研修も会場に行くことが当たり前でしたが、今ではリモートが当たり前になりました。
会議や研修で職場を離れるのが一つの息抜きのようなところもありましたが、自身の机で受けられるのですから、息抜きだった人には少しもの足りないかもしれません。
ただ流行りのように、何でもかんでもリモート会議になるのもどうでしょうか。
そのようなことを最近の会議で感じました。
その会議は同じ町内の人が10名程度集まる会議です。
今までは会場に集まることが当たり前でしたが、コロナ禍においてリモートを取り入れることになりました。
とは言え普段はリモート会議などしたことがない人が多く、設定のために個々を訪問することになります。
簡単には設定できればいいのですが、
「アプリがダウンロードできない」
「パスワードがわからない」
など、結構な時間がかかります。
そのような中、一人の方から、
「こんなに設定に時間がかかるのなら集まる方が早くない?」
と言う意見がありました。
確かに一人30分以上もかけて何人も設定するのなら、ものの5分でみんなが集まれるのならその方が効率的かもしれません。
その意見を言われた方は、結局自宅では上手くいかないため30分ほど離れた娘の家に行きリモート会議に参加してくれました。
コロナの終息がわからない中、また感染が拡大するかもしれないためリモートは必要なのは確かです。
しかし、今回の会議のことを考えると、何でもかんでもリモートで良いのかと考えさせられました。
リモートに限らず色々なことが電子化され、パソコンやスマートフォンを当たり前に使えなくてはならない時代になりつつあります。
ですので、今回のリモート会議も経験としては必要かもしれません。
ただ、毎月ある会議ではないため次回開催時にはまた設定がわからないなどの問題を解決しなくてはならないかもしれません。
リモートもパソコンもそうですが、繰り返して使って慣れるしかないのです。
そして、自分自身に必要なツールを取捨選択する必要もあるのだと思います。
これからも多くのツールが出てくると思いますが、できないと思わず取り組むしかないのかもしれません。