資格の勉強をするときによく言われるのは、
「独占業務がある士業を取得するのがよい」
です。
弁護士を始め、司法書士、弁理士、社会保険労務士、行政書士などです。
確かにこのような資格を取得すれば仕事の幅も広がりますし、キャリアアップや収入アップに繋がるかもしれません。
ネットなどでは、
「いくら多くの資格を取得しても、士業を持っていなければ意味がない」
というコメントを見ます。
確かに独占業務があったり、開業ができる資格であることは間違いありませんが、だからといって士業が全てではないと考えます。
士業を持っていてもサラリーマンをしている人もいますし、開業したけど廃業した士業の方もいるのです。
私もいくつかの資格を取得したり、仕事に役立つ勉強をしましたが、決して無駄になることはありません。
その時に仕事で相談があったことに関する勉強をしていたので、その後の相談に役立てることができました。
最近では給与計算に関する勉強をしました。
「給与計算なんて普通じゃん」
と言われそうですが、
社会保険や税法などの知識も必要で奥が深いです。
ただ、足し算引き算をするだけではありません。
この給与計算にも資格があることを、勉強をして初めて知りました。
「そんな資格取得したって」
という声が聞こえてきそうですが、働く仲間の給与を扱う人にとってはなくてはならないスキルです。
そのスキルを資格として体系的に学べることはとても良い資格だと私は思いました。
このように、資格には超難関から仕事で使う一般的なスキルまで色々とあります。
資格取得は、
「何を取るのかではなく」
「何を学び活かすのか」
が大切ではないかと思います。