「準備体操」
というとスポーツをする前をイメージします。
スポーツをする前の準備体操はとても大切です。
私が高校生の頃、テニスの大会で友人とタブルスで出場しました。
秋も深まった10月後半の大会。
朝晩は少し寒いくらいでした。
本来なら準備体操をしてから試合にのぞまなければなりませんが、朝早く寒い中でしたので、友人とベンチに座ったままで試合を迎えました。
試合になると驚くほど体が動かず、試合は散々な結果となりました。
このときに準備体操の大切さを実感しました。
学びにも準備体操は大切です。
社会人の学びですと、朝早く起きて勉強する方も多いと思いますが、眠気との戦いです。
起きてすぐに机に向かっても、なかなか思うように学びは進まないものです。
その時にはまずは顔を洗い、一杯の水を飲むとスッキリします。
また、その後に直ぐに学びに取り掛かるのではなく、
「今日は何を学ぶのか」
「この時間はどこまで学ぶのか」
などを学びの計画を立てることで、頭が冴え学びに取り掛かりやすくなります。
また、日中の学びでも気が乗らないことも多くありますが、そのような時は、
「なぜ学んでいるのか」
「この学びを何に活かすのか」
など、学びの目的をもう一度考えることで、学ぶモチベーションが上がります。
私も多くの学びをする中で、常にやってきたことです。
自分で始めた学びでも、ずっと楽しくはやれないもの。
学ぶ前にも上記のような頭の準備体操をすることで、学びに取り掛かりやすくなるのです。