皆さんは残業をどう考えますか。
「できるだけ残業せずに帰りたい」
と思う人もいれば、
「できるだけ残業をして稼ぎたい」
という人もいるでしょう。
残業の捉え方は人それぞれです。
私は残業を極力しない職場と、残業をしないと仕事が終わらない職場と両方を経験しました。
残業を極力しない職場が長かったため、残業が多い会社ではお金にはなりましたが身も心も疲れはてました。
でも、この職場環境が入社したときから当たり前だった人にとっては、残業代がしっかり払われているので苦もなく働かれていました。
「残業代が払われるから、もう少し仕事をしていこう」
「みんなが働いているのだから、まだ仕事をしよう」
という良くない心理になりました。
一昔前は、残業を多くすることが美徳と思われる時代がありました。
その名残がいまでもあり、残業をせずに帰ると冷たい目で見られる会社もまだあります。
そういう考えの上司もいまだにいます。
しかしながら働き方改革と言われる昨今、残業をしないに越したことはありません。
どうしても終わらない仕事があるときは残業しなくてはなりませんが、それが常態化しないよう段取りや役割分担を見直すことも大切です。
日々の仕事に追われ、残業を続けていれば何も変わりません。
「残業を減らす」
という目標のもとに取り組まないと改善は難しいのです。
残業を減らし自分の時間を持つことで、心と体に余裕ができ、お金には変えられないものが得られると私は考えます。
今の時代、できるだけ残業をしない方が良いことなのです。