社会人の勉強は、朝早く勉強するか、夜遅くに勉強するかに偏ることが多いと思います。それは言わずとも、昼間は仕事をしているからです。なので時間が取れるのは、朝か夜かになるわけです。
では、朝勉強するのと夜勉強するのではどちらがよいのでしょうか。
「朝は脳が冴えるので、早起きして勉強する方が良い」という話もあります。
その逆に、「朝は脳がすぐに働かないため、朝は勉強に向いていない」という話もあります。
「夜は脳が疲れているので記憶が悪くなる」という話もあれば、
「寝ている間に脳は覚えたことを整理するため、寝る前の勉強の方が記憶が定着する」という話もあります。
記憶法や勉強法の本を読むとどちらかの意見が出ることが多く、どちらが正しいのと思っている人もいるかもしれません。
私の考えとしては、「どちらも正しい」と思っています。
結局は、その方の生活リズムが大きく影響するのです。朝型の人であれば、朝早く起きて新聞を読んだり、軽い運動をしている人がいます。その時間を勉強に使えば良いのです。
夜型の人は、仕事から帰って食事やお風呂などを一通り済ませた後、読書をしたりメールを確認したりしていると思います。その時間を勉強に使えばいいのです。
勉強は自分が普段から使える時間にやることが一番です。
無理に朝型の人が夜更かしして勉強すると眠くなりますし、逆に夜型の人が早起きしても眠くなるのです。
なので、自分の生活リズムに合わせて勉強をしていくことが大切です。
どうしても、朝と夜を変えたい場合は、時間をかけてリズムを変えていく必要があります。すぐには難しいです。
ほとんどの勉強は、なかなかやる気がでないものです。なので、できるだけ自分のリズムに合った時間にやることをお薦めします。