「間接部門はお金を生まない」とか、
「間接部門は稼がない」
なんて言われることもあります。
私が昔、間接部門で仕事をしていたときに、同じ部門の求人を出そうとしたら上司から、
「お金を生まない間接部門に人はたくさんいらない」
と言われました。
過剰な人員はいらないのですが、退職者の代わりの募集だったので、そのように言われてしまうとなかなか求人も進みません。
結局、残っている人にかなりの負荷がかかってしまったのを覚えています。
私からしたら、この言葉は適切でないと思います。
直接部門の現場や営業の人達が仕事ができるのも、間接部門があるからこそです。
例えば、
「売上の請求」
「仕入の支払い」
「営業の出張の手配」
「給与の支払い」
など、どれもしっかりやらないと現場がどんなに頑張っても、会社事態が回らなくなります。
間接部門のサポートがなければ直接部門は業務に専念できず、場合によっては遅滞しかねません。
そのようなことを考えれば、タイトルのような言葉は不適切だと思います。
会社を運営していくには、直接部門も間接部門もしっかりと機能しなくてはならないのです。