組織コミットメント 2023.9.30

組織コミットメントとは、

「個人が組織に対して一体化している程度」といわれます。

会社と自分が一体だと感じている人は、会社のために主体的に動きますが、会社と自分は関係ないと感じている人は、給与のためにしか働かなったり、転職したりします。

では、どのように組織コミットメントを上げればよいのでしょうか。

組織コミットメントとして次のコミットメントがあります。

・情緒的コミットメント…損得ではなく、一体感や愛着といった情緒的なもの

・功利的コミットメント…損得に基づく功利的な判断によるもの。

・規範的コミットメント…組織に忠誠をつくすべきとの信念によるもの。

・態度的コミットメント…組織の価値や目標を進んで自分に取り入れていくこと。

・行動的コミットメント…個人の過去の行動によって、その組織への関与が強まる過程に注目したもの。

以前のコラムで、「エンゲージメント」について話をしましたが、それに通ずるものがあります。

どんなに条件が良くても、組織に対するコミットメントがなければ、雇う側も働く側もマイナスでしかないのです。

人手不足と言わる昨今、従業員の定着率が問題となりますが、組織コミットメントをどう高めるかを考えなくてはならない時代となってきているのです。