仕事を教えるを考える 2024.2.3

以前のコラムで「仕事を教える」について書きました。

私が友人から聞いた話で、その彼は仕事を教えてもらうことがほとんどなく、上司がやっていることを見て覚えたり、調べたりして仕事を覚えていました。

彼にも後輩ができ、自分はしっかり教えたいという思いで後輩と接しているが、後輩がそれがあたり前のようになってしまっている状況にモヤモヤしているとの話でした。

仕事を教えるということは簡単なことではありません。

一般的には彼のようになかなか教えてもらえないか、教えてもらっても通り一遍で終わるといったことが多いのではないでしょうか。

実際、教える立場の人も仕事があるなかなので、しっかりとした時間を取ることも難しいのもわかります。

それでも後輩や部下にしっかりと仕事を教えることは重要なことです。

組織全体のパフォーマンスを向上させるためには適切な教え方は必要なのです。

次のことを教える立場の人が意識するだけでも教え方が変わると思いますので、一度実践してみてはいかがでしょうか。

①目標の明確化: 成功するためには、明確な目標を持たせることが重要です。仕事の教え方は、この目標に向かってどのように進むかを示すことから始まります。目標が明確であれば、自分の役割や責任を理解しやすくなります。

②フィードバックの提供: 成長を促進するためには、定期的なフィードバックが不可欠です。強みや改善の余地を明確に示し、具体的なアドバイスや支援を提供することで、能力を高めることができます。フィードバックは、肯定的な側面と改善すべき点の両方を包括する必要があります。

③モデルとしての振る舞い: 自らが示す行動や態度によって、良い手本を提供することが求められます。自己啓発を実践し、責任感を示すことで影響を与え、モチベーションを高めることができます。

④インタラクティブなアプローチ: 一方向の指示だけでなく、対話を重視することも大切です。視点やアイデアを尊重し、共同で解決策を見つけるプロセスに役割を果たすことで、より有益な学びと成長を促進することができます。

⑤時間と忍耐: 成長と学習は、継続的なプロセスであるため、時間と忍耐を持って支援する必要があります。失敗や挫折を経験した場合でも励まし、新たな学びの機会として捉えることが重要です。

仕事の教え方は、単にタスクをこなす方法を示すだけではありません。それは、個々の成長と発展をサポートし、持続的な成功に向けた基盤を築くことです。

①~⑤を実践するいことは簡単なことではありません。⑤にあるように時間と忍耐が必要です。

ですので、教える人だけが責任を持つのではなく、組織全体として人材育成を計画的に考える必要があります。

若者の離職率が高く、また人材が集まりにくい昨今、仕事の教え方については組織として取り組み、良い人材が定着する組織づくりが重要になってきているのです。