私がやっている資格取得の勉強の中で、
「AI問題復習」
というものがあります。
過去の問題正答率などからAIが、苦手分野や再学習した方が良い問題を抽出してくれます。
「今日の問題復習100問」
が毎日出題されます。
100問を解くのは問題解説を読む時間を入れると数時間はかかる問題量です。
平日の仕事の後にやるにはかなりのボリュームなので、毎日やることは難しいです。
そのため、100問を数日かけて解くのですが、なかなか終わらない問題にモチベーションが上がらなくなります。
そのとき気付いたのが、
「問題数を少なく設定して解いてみる」
ということでした。
出題数を100問から10問まで減らしてみました。
そうすると、10問だと解説を読んでも30分もかかりません。
「もうあと10問やってみよう」
という気持ちになり、いつのまにか数十問を解いているのです。
このやり方の方が、同じ100問を解くにもモチベーションを維持しながら学ぶことができます。
このことからわかるように、同じ学びでも、やり方次第でモチベーションも理解力も変わってきます。
資格の勉強をすると、何冊ものテキストや動画講座を観ることがありますが、最初から全ての量を意識するとやる前からモチベーションが下がってしまいます。
ですので、
「まずは1科目を終わらせる」
「科目の中の1単元をやってみる」
「1動画を視聴してみる」
など、小さくスタートした方が、結果として大きな学びになるのです。
学びにはモチベーションの維持が大切です。
まとめてやれるモチベーションの時にはまとめて進め、時間が無いときやモチベーションが上がらないときには小さく学ぶことが、学びを続ける秘訣なのです。