中小企業診断士試験を終えて 2024.8.10

令和6年度中小企業診断士第1次試験から一週間が経ちました。

先週の今頃は一生懸命問題を解いていた時間です。

正式な結果はまだ出ていませんが、自己採点では惨敗に終わりました。

今までも多くの資格を取得し学びをしてきましたが、今回が一番勉強したと思います。

それでも簡単に合格できないのは、士業という国家資格の難易度の高さだと感じました。

ちょうど1年前から勉強を始めました。

きっかけは職場の方から、

「中小企業診断士を受験してみたら」

と言われたことでした。

職場に受験の申込書が届いたのがきっかけです。

最初は、

「こんな難しい資格なんて取れないよ」

というのが正直な気持ちでしたが、以前、国家資格のキャリコンサルタントを取得したきっかけも、知り合いの社長からすすめられたことだったので、これも何かのきっかけだと思い勉強をスタートさせてました。

1000時間から2000時間の勉強時間と言われていますが、スキマ時間を活用して1日3時間を確保してきましたが、試験当日時点で950時間ほどと勉強時間としてはまだまだであったと思います。

量より質とも言われますが、試験を受けてみて基礎知識の定着ができいないことも実感しました。

勉強は始めたものの、試験当日は職場のイベントとかぶっており、今年の初めまでは受験をどうしようかと悩んでいました。

そのとき上司から、

「イベントより試験を頑張れ」

と言ってもらったことから受験を決めたということもありました。

上司の言葉がなかったら、今年は受験していなかったかもれません。

結果は惨敗ではありましたが、受験して良かったと思っています。

受験前は合格なんてできないと思い込んでいましたが、学ぶことや出題傾向がわかったこと、講座受講当初より合格ラインに近づくのが実感できたため、やり続ければ必ず合格できるという思いになりました。

また、2日間という長丁場の試験の雰囲気や2泊必要なことなど、知識面ではない部分でもわかって良かったことがたくさんありました。

年に1度しかない試験なのでモチベーションを保つのが大変ではありますが、知識はゼロには戻らないので引き続き学んでいこうと思います。

モチベーションを保つため、また苦手科目克服のため1ヵ月後には国家資格ITパスポート試験が控えています。

中小企業診断士よりは易しい試験とは言え、中小企業診断士の経営情報システムの知識だけで受かるほど甘くはないと学びながら実感をしています。

短い期間ではありますが、自身を奮い立たせながら一発合格を目指し、中小企業診断士合格への足掛かりにしていければと思っています。

時間の確保、睡魔との闘いなど、働きながらの資格取得は本当に大変ですが、習慣化していくと意外になんとかやっていけるものです。

学びには年齢は関係ありませんが、それでも若い方が覚えも早いと思います。

多くの社会人の皆さんに少しでも学びの楽しさを知ってもらえればと思いました。