大学院で学び始めて数か月が経ち、改めて感じていることがあります。
それは、一つひとつの講義で学ぶ内容は異なっていても、それらは決して独立した知識ではなく、互いにつながっているということです。
例えば、財務会計では企業の経営状態を数字から読み解く力を学び、ファイナンスでは企業価値や資金調達について理解を深めました。
また、マーケティングでは顧客視点で価値を考え、経営哲学では企業の存在意義や経営者の理念について学びました。
当初は、それぞれ別々の学問だと考えていましたが、学びを重ねるうちに、経営という一つのテーマを異なる視点から見ているだけであることに気付きました。
この気付きは、日々の仕事にも大きく影響しています。
経営支援を行う際には、財務だけを見ても、マーケティングだけを見ても、本当の課題は見えてきません。
経営者の思いや企業理念を理解しながら、数字や市場環境、人材などを総合的に考えることが、より良い支援につながると感じています。
以前は、講義ごとに知識を身に付けることが目的になっていました。
しかし現在は、「この知識は他の分野とどうつながるのか」「現場ではどのように活用できるのか」と考えながら学ぶようになりました。
その結果、一つの知識が別の学びを理解する手掛かりとなり、点で覚えていた知識が線として結び付く感覚を持てるようになりました。
学びは、知識を増やすことだけが目的ではありません。
異なる知識を結び付け、自分の経験や仕事と関連付けることで初めて価値が生まれるのだと思います。
これからも、一つひとつの学びを大切にしながら、知識を線としてつなぎ、地域企業への支援や自身の成長に生かしていきたいと思います。

