「よく毎朝早く起きられますね。」
「夜は眠くならないんですか。」
学びを続けていると、このような質問を受けることがあります。
確かに、私も最初から今のような生活を送っていたわけではありません。
しかし、今では学ぶことが習慣になり、一日何も学ばずに終わると、どこか落ち着かない気持ちになります。
それほどまでに、学びは日常の一部になりました。
もちろん、「やりたいから」という気持ちだけで続けられているわけではありません。
大学院での課題や仕事で必要な知識など、「やらなければならない」環境があることも事実です。
しかし、最初は義務だったものでも、続けるうちに当たり前になり、今では学ぶこと自体が生活のリズムになっています。
一方で、不思議に思うことがあります。
それは、「どうしたら続けられますか」と質問する人ほど、結局何も始めないことが少なくないということです。
学びを始めることは、本来それほど難しいことではありません。
本を10ページ読む、動画を15分見る、新聞を1記事読む。
それだけでも立派な学びです。
それでも始められないのは、「まとまった時間ができたら」「落ち着いたら」「やる気が出たら」と、完璧なスタートを待ってしまうからではないでしょうか。
しかし、習慣は大きな決意から生まれるものではなく、小さな行動の積み重ねから生まれます。
歯磨きをするように、毎日少しずつ続けることで、やがて「やらない方が気持ち悪い」という状態になります。
学びは特別な才能ではありません。
誰でも始められます。
そして、一歩踏み出すことができれば、昨日より少しだけ成長した自分に出会えます。
「学ぶ時間がない」のではなく、「学ぶ時間をつくる」という小さな選択を続けること。
その積み重ねが、数年後には大きな差となって現れるのだと思います。
最初の一歩は、思っているよりずっと小さくていい。
その一歩を今日踏み出すかどうかが、未来の自分を変えるのだと私は感じています。

