先日、協会関係のことで思い込みで間違ってしまったことがありました。
協会業界では「A」と解釈していることが、他業界では「B」という解釈をしているということでした。
私の思いこみで「A」として書類を作成し話を進めていたのですが、相手方の解釈は「B」。
書類が提出段階になったときにお互いの解釈違いに気付き、一部書類の作り直しとなってしまいました。
どちらが悪い訳ではないのですが、お互いに一つの言葉に対して「A」という解釈と「B」という解釈があったわけです。
このようなことは「学び」の中でも起こりうることです。
それは、資格試験などを受けるときの学びです。
全く知識のない資格を受けるのであれば全てを学んでいかなくてはならないため「思い込み」といったことはあまりありませんが、実務経験のある試験や何度か受験経験のある試験などは注意が必要です。
実務経験のある試験を受ける場合や受験経験のある試験などは知識があるため、「思い込み」で勉強を進めてしまうことがあります。
その「思い込み」が間違っていなければ良いのですが、解釈が違っていたり、そもそもの内容が変わっていたりする場合があるのです。
特に法律系の資格を勉強する場合には、毎年法改正があるため注意が必要です。
以前は法律で認められていなかったことが認められるようになることは良くあることです。
学びに限らず仕事や家庭の中でも「思い込み」による間違いはでてきます。
「思い込み」はトラブルのもとにもなりますので、定期的に確認することや資料などを細部まで読むなど心掛ける必要があると感じました。