資格を取得したいと思ったら、まず通学講座か通信講座か独学かを考え、独学ならテキストや問題集は何を買うかを考えます。
どんな資格の勉強でも、この流れで勉強方法を決めることが一般的です。
都市部では通学講座はたくさんありますが、地方ではまだまだ通信講座か独学での勉強が多いのではないでしょうか。
そんな中、最近ではパソコンやスマホを利用した勉強法も多くなっています。
特にスマホでの勉強は取り掛かり易いと感じています。
通信講座や独学の場合、机に向かってテキストを開くという動作をするまでに、面倒だとかやりたくないという思いになることもあります。
また、スキマ時間を活用して勉強するにしても、テキストや問題集を持ち歩かなければなりません。物によっては結構かさばります。
その点、アプリを活用するとゲームをやる感覚でさっと取りかかれ荷物にもなりません。
勉強の内容も様々で、スマホを使ってテキストを読む場合もあれば、問題を解いて正解だと思うボタンを押すなど、普段からスマホを使っている人には取り組み易いです。
私自身、資格ではないのですが、英語を学び直したいと思い、数あるテキストから評価の高かったテキストを買いました。
内容は中学3年間で学ぶ英語を1ヶ月で学べるという内容でしたが、読み書きが中心の文法を学ぶというものでした。テキストですからもちろん、「聞く」「話す」はできません。
一通りテキストを終えたあと、もう少しやってみようとテキストをネットで探していたのですが、偶然アプリを見つけてダウンロードしてみました。
内容は基礎から学ぶのですが、「読む」「書く」「聞く」「話す」が全てできるのです。
テキストではできない「聞く」は音声として流れ、「話す」は通話と同じようにマイクに向かって話すと発音をチェックしてくれます。
しかもゲーム感覚でできるため、「もう少しやってみよう」という気持ちにもなります。
スキマ時間にどこでも手軽にできるのがアプリの良いところです。
また、私の知り合いの方は、「宅地建物取引士」の試験を受けるため、過去問のアプリを活用していました。
そのアプリは過去10年分の問題が一問一答で出題され、しっかりとした解説がついており、とて学びやすいと購入した問題集以上に活用されていました。
しかも無料でしたので、とても良いアプリだと思いました。
勉強方法は色々ありますが、アプリを使うというのも1つの方法であると実感しています。これからは益々アプリは増えていくのではないでしょうか。
アプリを使った勉強法の注意点としては、どんな資格にもアプリがあるわけではありません。
また、アプリだけで合格が目指せるかは保証ができませんので、資格取得を目指す方は、テキストや問題集の補助教材として活用する方が良いと思われます。
もちろん、無料のアプリもあれば有料のアプリもありますので、料金が発生する場合があります。
まだまだ、全ての学びをアプリとまではいきませんので、しっかり吟味して継続できる勉強法を見つけてください。