マズローの法則と学び 2019.12.7

マズローの法則を聞いたことはありますか?

アブラハム・ハロルド・マズローは、アメリカ合衆国の心理学者。

ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区に生まれる。彼は人間性心理学の最も重要な生みの親とされている。と言われています。

そのマズローが、「欲求5段階とは、人間の「欲求」には5つの段階があるとする心理学理論で、承認欲求のほか、自己実現したい、安全に暮らしたいという「欲」は、5つの階層に分かれている」と説いた法則です。

欲求の5段階的とは、

第一段階「生理的欲求」。生きるための本能的な欲求で、食欲、睡眠欲など。

第二段階「安全の欲求」。安全・安心な暮らしがしたい。住む家がある、健康であるなど。

第三段階「愛情と所属の欲求」。集団や組織に属したいなどの社会的欲求。

第四段階「尊厳の欲求」。承認と所属の動機。人から認められたいなど。

第五段階「自己実現の欲求」。自分の能力を引き出し、自分のやりたいことを実現したい。

段階が上がるごとに、高次になっていきます。

これが「マズローの法則」です。

「学び」をマズローの法則に当てはめてみると、第四段階以上の部分になると私は思います。

学びは小さい頃からでき、大人になっても好きなときに好きなだけできますが、マズローの法則では高次の段階になるのです。

学びも欲求を満たす1つの方法なのかもしれません。

特に第五段階の「自己実現の欲求」は、学びをなくしては実現できないといっても過言ではありません。

私自身を例にあげますと、協会を立ち上げる際に協会の運営を学び、テキストを作るためにたくさんの本を読みました。

また、ホームページの作り方を学び、商標登録申請の仕方も学びました。

最近では、特定非営利活動法人になるために、特定非営利活動法人について、どのような法人なのか、申請はどうするのかなどを学びました。

これは私が協会を通して、「学ぶ技術を普及させ、キャリアアップに貢献したい」という自己実現のためだからです。

しかし、自己実現にはゴールはありません。絶えず新たに実現したいものが出てくるのです。

協会を作るのがゴールではなく、誰もが知っている協会となるのが今の自己実現です。

そのためには新たな学びを行い、挑戦していく必要があるのです。

自己実現のためには、学びは欠かせないものです。世の中の成功者もかなりの時間を学びに充ててきたのです。

当協会は、学びを通した自己実現にも貢献できればと考えております。