学びのストーリー 2020.3.21

「学びのストーリー」という言葉を聞いてどのようなことをイメージするでしょうか。

インターネットで検索すると、大学生が学生生活の中でどのように学び、どのような就職をしたのか。

または、4年間この学部では何を学ぶかといった内容が多く出てきます。

「学びのストーリー」という言葉には特に定義はありません。それぞれの解釈のもと使われています。

自分自身がスキルアップを考えるときに、自ずと学びのストーリーも考えているのです。

スキルアップを図りたい人は、

「この会社で◯◯の立場になりたい」
「このチームで◯◯の役割を果たしたい」
「お客様にアドバイスできるよう◯◯の資格を取りたい」

など、学ぶ理由があると思います。

この考えは、自分のありたい姿がしっかりと見えています。

このありたい姿を考えることが、学びのストーリーであるとも言えます。

ストーリーのもと、何を。どこで。どのうように学ぶかを考えます。

私の場合、仕事で経営者からの相談を受けるなかで、

「◯◯の資格を取得して、◯◯の相談にのれるようになりたい」

という思いで学びのストーリーを考えていました。

そして、そのようなストーリーを常に考えて資格を取得していくなかで、学びの楽しさや必要性を伝える協会を立ち上げようと思いました。

当協会は、学びたい人を支援する活動をしていますが、その活動にも「学びのストーリー」があります。

協会を立ち上げるためには、

・どういう協会にするのか。
・協会として何をやるのか。
・どのような活動をメインとするのか。

などを考え、

・それには何を学ぶのか。
・どこで学ぶか。
・どのように学ぶのか。

など決めてきました。

そして、協会を立ち上げ活動するなかで、キャリアコンサルタントの知識も必要と考え、今はキャリアコンサルタント取得に向けて学んでいます。

キャリアコンサルタントを取得できれば、当協会の活動として進めているキャリアデザインの実現にも役に立ち、さらに社会人の学びに貢献できると考えます。

このように、学びにもストーリーがあり、その先には自分のありたい姿や、やりたいことがあるのではないかと考えます。

せっかく何かを学ぶのであれば、ストーリーを意識してみても面白いかもしれませんね。