とある人のTwitterから、
「公認会計士を目指す現役京大生の1日に密着をこころみた件」
というページのリンクがあったので読んでみました。
その内容はタイトルの通り、現役京大生(2018年当時)が公認会計士を目指し、休みの日の勉強時間がどうなっているのかを探る内容でした。
ご存じかと思いますが、公認会計士は国家資格の中でも難関の資格です。合格率も数%です。
ですので、生半可な勉強では合格はできません。それなりの勉強時間が必要です。
この京大生は、休みの日になんと15時間半は勉強しているとのことでした。
朝5時に起床し、5時半から7時までは自宅学習。
その後、行きつけのカフェに移動し、10時頃まで勉強。
それから午前中は、専門学校でテストを受験。
昼食後はまたカフェに戻り勉強し、16時からは大学の図書館で、論文の作成を夜まで行い夕食。
その後はまたカフェに行き、23時頃まで勉強し帰宅するという内容でした。
難関国家資格を受験するには、それなりの努力は必要なのだと改めて感じました。
ただ、この記事が本当に言いたいことは、
「公認会計士の勉強は大変だから毎日たくさん勉強しなさい」
と言うことではなく、この記事を書いた彼も京大の友人であり、
「彼の一日を見てぜひ彼の忙しさを体感してみてもらい、同じ学生の皆さんが大学生活を振り返り、今後について考えるいい機会にしてほしい」
という思いからの密着取材でした。
なかなか「学ぶ」ということは、簡単なようでいて難しいです。
学生は普段から勉強しているのですから、サークル活動もしたいし、アルバイトもしたいと思います。
社会人になれば、毎日仕事があり、朝は早く夜も遅くまでといったこともあります。
「学び」を意識しなければ、それ以外にやりたいこともありますし、時間も限られているのであっという間に過ぎていきます。
普通に過ごせば、学びなどやる時間がないかもしれません。
でもこの記事では、
「学生時代にただ遊んでいるだけでなく、何か明確な目標を持ちそれに向かい努力するという経験は今後の人生を生きる上で貴重な財産になる」
とも述べられていました。
「学び」は「目標」を持たなくては進みません。
「何をやりたいのか」
「何を知りたいのか」
「何を身に付けたいのか」
などを明確にする必要があるのです。
そして、目標は立てるだけでなく、実行しなくては意味がありません。
簡単にできることもあれば、公認会計士のように目標達成が難しいものもあります。
その中でも、諦めずに努力し続けることが大切です。
学生でも、社会人でも、
「明確な目標を持ちそれに向かい努力する」
ということは必要なことではないかと思います。
何もしなくても、普段の生活に時間は取られてしまいます。
まずは何か目標が持つことが大切なのではないでしょうか。
この記事を読んで、「学ぶ」ことは何なのかと改めて考えさせられました。