公の仕事とは、社会と市民のために働く仕事。公共事業と呼ばれる、社会環境の整備、学校教育の運営や福祉の増進などを行う。
などと説明されています。
公務員がその仕事の代表とされますが、議員の仕事も同じであると思います。
先日、安倍元首相が亡くなりました。
テレビでは過去を振り返る番組もあり、多くの功績と共に問題なども取り上げられていました。
首相時代、功績よりも問題を取り上げる番組の方が多かったのではないでしょうか。
そんなイメージを私は持っていました。
それでも問題以上に多くの功績を残された方であることを、のちの番組で多く知りました。
私は以前、公の仕事に携わっていましたので上記のようなことが少しはわかります。
「できて当たり前」
「できないとクレームや非難が寄せられる」
公の仕事にはそんな一面があります。
今の私は民間企業に勤めていますが、民間の仕事でもそういう部分はあるものの、公の仕事の方が色濃いと感じました。
民間企業だとお客様や上司、同僚など知っている人からクレームや注意がありますが、公の仕事では見ず知らずの人に言われることがあります。
一生懸命仕事をしている最中、自分の意に沿わない方から突然罵声を浴びせられたこともありました。
励ましてくれたり、サポートしてくれたりする人の方が多かったのですが、一部の人からはこのようなこともあるのです。
公の仕事は、
「皆さんが納税した税金が給与」
民間の仕事は、
「自分達で稼いだお金が給与」
と考える人が多いから、このようなことがあるのではないでしょうか。
どちらの仕事が良いとか悪いとかはありません。
どちらも無くてはならない仕事です。
議員の仕事も無くてはならない仕事です。
今回の事件を通し、
「公の仕事とは何か」
をもう一度考える機会となりました。