初めての仕事は、覚えることが多いです。
前任者から教わる場合やマニュアルを見て覚える場合など、仕事の覚え方は様々です。
前任者から教わる方が仕事の流れを理解しやすかったり、仕事のスピードが早くなったりします。
マニュアルを見て覚える場合、段取りや内容などを一つ一つ噛み砕いて理解しなくてはならないので時間がかかります。
しかし、前任者から教わる場合、その時は分かっていたようでいて理解していないなんてこともあります。
逆に自分でマニュアルを見て覚える方が、しっかりと理解していることもあります。
どちらの場合も一長一短はあります。
それでも教えてくれる人がいた方が覚える方にとってはありがたいことです。
また、新しいことを覚えることに対して、自身のモチベーションも影響します。
私が同じパソコン操作の仕事を教えた人で、2パターンのモチベーションがありました。
一人の方は、
「しっかり覚えたいので、始めから私に操作させてください」
といった方。
もう一人は、
「私にこの操作は覚えられますか」
といった方。
一目瞭然ですが、最初の方のほうがのみ込みが早く、次の仕事も積極的に取り組んでくれました。
このように、
「教える人がいるか、いないか」
「教わる人のモチベーション」
で仕事の覚える質や量が格段に変わるのです。