学びの習慣化 2024.5.25

社会人が学びを始めるのはなかなか大変です。

学生の頃は、常に学びをしているので学ぶことが当たり前のことでした。

社会人になると学びからは離れてしまう人は多くいます。

日々の仕事や家庭のことなど、やることがたくさんあるからです。

自分の時間は好きなことをしたいと思うのは、みんな共通のことです。

自分のしたいことが学びであれば何の問題もありませんが、学びを好きなことと考えられる人はそれほど多くはないと思います。

そのため、学びを始めてもなかなか長続きしないのです。

私自身、色々な学びをしていますが、他の人よりは学びを好きと思っているかもしれませんが、それでもテレビを観たいとか、ゲームをやりたいと思うことは多々あります。

家に帰れば多少なりともテレビも観ますし、スマホのゲームもします。

高難易度の国家資格を取得する場合、ほとんどの時間を学びに費やさなくてはなりません。

ずっと学ぶことができるならそれに越したことはありませんが、なかなか難しいのが実際のところです。

高難易度の国家資格を取得した人には、

「1日12時間勉強をした」

「仕事以外は勉強をしていた」

という人もまれにいますが、仕事もあり家庭もありの社会人ではそこまでやることは正直難しいと思います。

私も常に学びをしていますが、仕事があり、家庭があるなかではそのような時間を確保することは不可能に近いです。

そうなるとやはり学びは難しいかと思ってしまいますが、スキマ時間を活用するなどして学びを

「習慣化」

させることが良いと思います。

私は現在、高難易度の国家資格取得を目指し勉強をしていますが、一般的に言われる1日の勉強時間は3時間です。

仕事もして、家庭のこともしてとなると平日3時間をまとめてやることは大変です。

ですので、朝起きてから1時間、通勤時間の往復1時間、寝る前1時間を目途として勉強をしています。

この時間配分は今年に入ってからやっていますが、習慣化ができ、朝は早めに目が覚めるようになりました。

以前は、夜に2時間の時間配分をしていましたが、子供と一緒に寝てしまったり、飲み会があると勉強ができなかったりしました。

なので、朝に1時間持ってくることで、飲み会があっても1日1時間以上は学びの時間を確保できるようになりました。

それを続けることで習慣化されたのです。

度々、コラムで社会人の学びの大変さを書きますが、本気でやらないと学びは続けることができません。

せっかく学ぼうと思ったのなら、できるだけ無理なく楽しく学びたいものです。

そのためにも、スキマ時間や習慣化などを意識して日々の学びをしてもらえればと思っています。

学び自体が習慣化すると、一つの学びが終わるとまた次の学びをやろうという気持ちになります。

学ぶことは決して無駄なことではありません。

学びを習慣化して、趣味のようにするのも良いことなのです。