時代に合わせた資格や検定 2018.9.29

日本には1,000を超える資格や検定があり日々増え続けています。資格や検定もその時代に合わせたものが作られています。

個人情報保護法が施行されたときには、個人情報保護に関する資格ができました。マイナンバー制度ができたときには、マイナンバーの検定ができました。パワハラやセクハラが言われるようになってからは、パワハラやセクハラの資格。外国人旅行者が多くなってきていることからインバウンドの資格など、その時々のキーワードとなるようなものが資格や検定となっているのです。

また、出汁や和食、片付けや占いといったものも資格としてあり、それなりの教材が作れれば資格や検定が作れてしまうのです。

当協会も「学び」について教材を作成し資格を認定するので、本当に何でも資格や検定になってしまうのかもしれません。

このような資格は協会のような団体が認定することが多く、特に「一般社団法人」「一般財団法人」といった法人が多いです。

なぜかといいますと、同じ法人でも「株式会社」は営利を目的とする組織であり、利益が出なければ倒産してしまいます。なので資格や検定を認定する法人としては向いていないのです。一般社団法人も一般財団法人も解散することはありますが、営利目的ではないので資格を持った会員がいる限りは簡単には解散できません。

対外的にも「株式会社○○認定〇〇マイスター」より「一般社団法人〇〇協会認定〇〇マイスター」の方が資格としての価値があるようにも感じられます。

これからも時代に合わせた数多くの資格や検定が作られると思います。自分が学びたいことに資格があるのなら、資格取得を目指すことが新たなことを始める第一歩になるのではないのでしょうか。

その新たな資格を武器に第一線で活躍する日が来るかもしれませんね。