人生100年時代に必要なもの 2018.12.9

何かとよく聞く「人生100年時代」という言葉。簡単に言えば、人は100歳まで生きるようになる時代が訪れるということです。

平成29年簡易生命表では、日本人の平均寿命は過去最高を更新し、男性「81.09歳」、女性は「87.26歳」となっています。

男女ともに80歳を越える時代となりました。いずれは100歳になるでしょう。

では、人生100年時代を幸せに、楽しく生きるのには何が必要でしょうか。

よく言われているのが、「健康」と「お金」と言われています。

まず健康ですが、どんなにお金があっても寝たきりであったり、病院に入院したり通院してばかりでは好きなことができません。

その逆に、どんなに健康であってもお金がないと生活することだけに追われたり、好きなことができなかったり、場合によっては働き続けなければなりません。

健康とお金とどちらが大切と言われれば、健康であれば働くこともできますし自由に動けるため、健康 > お金と考える人の方が多いかもしれません。

しかし、「健康」も「お金」もどちらも大切であり、バランスがよくないといけないものでもあります。

そして、もう一つ「学び」も大切であると当協会は考えます。

私の知り合いの話になりますが、親が80歳を超える方がいます。お金はそれなりあるため、生活には困っていないそうですが、毎日、夫婦でテレビを観ているだけの生活をしているそうです。そのうち、段々と物忘れが酷くなり物覚えも悪くなり、ボケ始めてきてしまったのではないかと心配されていました。

その方いわく、

「老後は健康もお金も大切ではあるが、頭を使うことも大切。本を読んだり、何かを調べたり、何かに興味を持つだけでも違うと思う」と。

「学び」はいくつになっても必要なことであると感じています。

難しい資格を取るだけが学びではありません。本を読むことでもいいですし、趣味を見つけてそれについて学ぶことでもいいのです。

学びをすることで、覚えたり、考えたり、調べてみたり、また新たな人と出会いがあったりと、自分に取ってプラスになることはとても多いです。

人生100年時代を生き抜くには、「健康」・「お金」・「学び」がバランスよく必要であると考えます。